「ZWSOFTの未来は、業界と深く連携することにあります。私たちは、さまざまなの産業の問題を解決し、ともに成長することに集中します。」とZWSOFTのCEOのトルーマンが言いました。ZW3Dプラットフォームの機能を強化しながら、業界に特化した機能強化も積極的にとりくんでいます。金型および電極産業向けZW3D 2020 Betaの機能をご紹介します。
詳細設計を促進する新金型機能
このバーションでは、冷却システムをより高速に作成できます。動的なリアルタイムプレビューにより、様々なパラメーターが調整できます。溝、テーパーロック、ランナー、ゲート等も迅速かつ直感的に作成でき、より強力な金型設計を実現致しました。
図1.冷却ループを作成し、リアルタイムプレビュー
より豊富な金型ライブラリコマンド
ポジティブスクリュー、ロケーティングリング、ウェッジロック、スプリングなどの標準部品用の多くのツールが追加されました。それらの標準部品を挿入および変更することが簡単にできます。金型設計を短縮することができます。
図2.標準部品設計用の様々な新ツール
自動金型製図
CADモジュールで説明した自動製図と同様に、自動金型製図は、自動的に金型製図を作成することができます。金型は自動的に認識され、簡単にフィルタリングして選択できます。ドラフトテンプレートを利用することにより異なる金型の金型製図を簡単に作成することができます。
図3. 自動的に複数の金型コンポーネントの2D図面を生成する
更新された電極モジュール
ZW3D 2020の電極モジュールも強化され、EDM(放電加工)設計が一層簡単になりました。例えば、自動的に複数の電極ブランクを作成したり、ダイナミックサークルを使用して特定の場所に電極を挿入するかどうか簡単に判断したり、電極部品表を生成したり、電極属性を非電極オブジェクトに割り当てたり、電極にテキストを挿入したりすることができます。
図4.一つずつ電極ブランクを追加(左)と自動的に追加(右)
図5.選択した電極の基本情報を一覧表示する電極部品表
ZW3D 2020ベータ版の使用をご希望の場合、ここにクリックしてください。また、Facebookでこの新しいベータ版リリースに関するご意見をお寄せください。
また、CADおよびCAMモジュールの最新の更新をお知らせします。
ZW3Dについて
ZW3Dは、中国の広州に拠点とするZWSOFT CO., LTDにて開発されたすべての製品開発プロセスに使用できる統合CAD / CAMソリューションです。最速のカーネルを備え、ソリッドとサーフェスが同時に使用できるハイブリッドモデリング、ノンソリッド金型分割及び、2軸から5軸までのスマートなCNC加工ができるCAMをサポートできます。コストの削減、設計ワークフローの最適化、効率の向上など、お客様に多くのメリットを提供致します。