CAD を使用する設計者やエンジニアにとって、ワークシートを扱うことは日常業務の一部となります。 使いやすいシートは、物事を明確に整理することができます。 通常、Microsoft Excel を使用してシートを作成および編集してから、CAD ソフトウェアに転送します。ソフトウェア間でデータをやり取りする場合、時間がかかるだけでなく、データ損失のリスクが生じる可能性もあります。
しかし、今回はテーブルツールを大きく改良し、ソフトウェアを切り替えることなく、ZWCAD 2023ですべてを行うことができるようになりました。
テーブルツールの多くの機能は、Microsoft Excelとよく似ているので、皆さんはすぐ理解できるでしょう。しかし、他にも皆さんのニーズに応じた新機能がたくさんあります。今すぐ体験しましょう!
リボン内のコンテキスト メニュー
以前のバージョンに比べ、リボンにコンテキストメニューが追加され、メニュー上で直接機能を選べるようになりました。セルをクリックすると、リボンメニューが自動的に「セル」タブに切り替わります。
図１. 表セルリボン内のコンテキストメニュー
複数のコンテンツを挿入
2023年版では、大きな改良点の1つとして、テキストやフィールド、数式だけでなく、ブロックもセルに挿入できるようになりました。リボンのコンテキストメニューの「ブロック」ボタンをクリックすると、ダイアログボックスが表示され、挿入したいブロックをリストから選択することができます。
「AutoFit」をクリックすると、セルの大きさに応じてブロックが自動的に拡大・縮小されてセルにフィットするので、「AutoFit」を選択することをお勧めします。
図２．ブロックをセルに挿入する
図３．ブロックをセルに挿入する
しかも、複数のブロックを挿入したり、ブロックとテキストなど、多種類のコンテンツを1つのセルに入れることも可能です。セルに入れたいものを制限なく入れることができます。
図４. 多種類のコンテンツを挿入する
1つのセルに多種類のコンテンツを挿入した後、「セルコンテンツ管理」をクリックすると、コンテンツの順序を簡単に調整することができます。
図 5. セル コンテンツ管理
新しいセルスタイルとして保存・セルに合わせる
セルスタイルを設定した後、セルを右クリックすると、ショートカットメニューに「新しいセルスタイルとして保存」が表示されます。この新機能により、目的のセルスタイルを他のセルに簡単に適用することができます。
図６．新しいセルスタイルとして保存
セルのスタイルをコピーするには、「セルに合わせる」というより高速な方法があります。これは、Microsoft Excel の書式ペインターと同じように機能します。一つのセルを選択して、リボン上の「セルに合わせる」ボタンをクリックすると、別のセルを選択するだけで、セルスタイルがそれに適用されます。
図 7. セルに合わせる
開始テーブル
この機能により、ユーザーはテーブルのテンプレートを開始テーブルとして選択することができます。同じフォームに多数の表を作成する必要がある場合、まず既存の表をテンプレートとして保存し、それを開始テーブルとして選択することができます。このようにすれば、テーブルのフォームを毎回設定することなく、便利に再利用することができます。なお、表をテンプレートとして保存すると、表のタイトル、ヘッダー、セルスタイルだけが保存されます。
図 8. 表スタイル ダイアログ ボックス
図 9. 開始テーブルとして選択
上記以外にも、オートフィルやフォーミュラなど、作業効率をアップさせる新機能がたくさんあります。もうすでに興味津々でしょう？今すぐZWCAD 2023をダウンロードして、お試しください。30日間の無料体験が可能です。
