ZW3Dを使って、楽しいCAD設計:赤外線体温計の設計方法

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ZW3Dを使って、楽しいCAD設計:赤外線体温計の設計方法

ZWスクール 2020-08-13 10:03:00

感染拡大以来、公共施設などで検温用の赤外線体温計がよく見られます。体温の確認は感染拡大を防ぐ上で重要な手段です。こんな重要な役割を果たした赤外線体温計は、ZW3Dで設計出来ます!では、その設計方法を見てみましょう。

 

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1. ZW3Dで設計された赤外線体温計

 

ステップ1:温度計の大まかな輪郭をYZ平面で描きます。このステップでは、実際の製品の写真を参照用にZW3Dにインポートすることもできます。

 

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2.温度計の輪郭を描く

 

ステップ2:温度計のヘッドのプロファイルを作成します。

ここで、各プロファイルは、交点が接続され、輪郭によって作成されたブレンド曲線です。

プロファイルをどう作成しますか?

まず、「参照」コマンドで、始点と終点を作成します。詳細は下図に示すように参照点を作成します。次に、プロファイルに接する2つの補助線を作成します。最後、参照点を接続し、構築線に接するブレンド曲線を作成します。

 

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3.体温計のヘッドのプロファイルを描く

 

連続性の基準となる上部及び下部の輪郭を押し出します。次に、「メッシュサーフェス」コマンドでヘッドのサーフェスを作成します。そして、ヘッドサーフェスと押し出しサーフェスの間にG1(接線)連続性を設定することを忘れないでください。

 

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4.体温計のヘッドのサーフェスを作成する

 

ステップ4:ハンドルのプロファイルを描いたら、上記のステップのようにハンドルのサーフェスを作成します。

 

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5.温度計のハンドルのサーフェスを作成する

 

ステップ5:ヘッドのサーフェスにハンドルの輪郭と交差する曲線を作成します。次に、ヘッドのサーフェスを曲線でカットします。

 

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6. ヘッドのサーフェスを曲線でカットする

 

ステップ6:ヘッドとハンドルの間に接続サーフェスを作成します。 接続サーフェスは、隣接するすべてのサーフェス間に接線連続する必要があります。

 

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7.ヘッドとハンドルの間の接続サーフェスを作成する

 

ステップ7:見た目はよくなるように、エンドキャップとフィレットを追加します。次に、表面を厚くしてソリッドにします。これで、体温計の半分の部品を完成しました。

 

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8.表面を厚くしてソリッドにする

 

ステップ8:ミラーリングコマンドで、半分の部品をミラーリングし、体温計のボディを完成します。

 

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9.半分部品をミラーリングして体温計のボディを作成する

 

ステップ9:ロゴ、パネル、ボタンとトリガー用の穴、LCD画面など、体温計にいくつかのフィーチャーを追加します。

 

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10.体温計にフィーチャーを追加する

 

ステップ10:「分割」コマンドで、体温計のシェープを分割し、バッテリービンのカバーと赤外線センサーを作成します。

 

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11.バッテリービンのカバーと赤外線センサーを作成する

 

ステップ11:トリガーとボタンを作成します。これで、体温計の設計が完成しました。

 

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12. 体温計の最終設計

 

ZW3Dで赤外線体温計の設計方法は分かりましたか?パワフルなスケッチツールとモデリングツールを備えば簡単な仕事になります! 自分で設計してみてはどうですか? ZW3Dをダウンロードして、始めましょう!

最後に、一日も早い終息と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

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