Mark Vorwaller: ZW3Dの過去、現在、未来

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Mark Vorwaller: ZW3Dの過去、現在、未来

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Mark Vorwaller: ZW3Dの過去、現在、未来

ZWSight 2019-09-27 14:04:00

今年はZWSOFTにとって、特別な一年となります。なぜかというと、ZWSOFTは「オールインワンCAx」の将来像を確立し、よりオープンで包括的になりましたからです。隔年のカンファレンスGPC(グローバルパートナーカンファレンス)をZWorldに変え、CAxユーザー達の交流のため、よりオープン的なプラットフォームを構築することでも実証できます。今回、Zworld 2019で、ZW3Dを工夫し、ZWSOFTの電磁解析用の最初のCAE製品、ZWSim-EMの開発に大きく貢献した、ZWSOFTアメリカの社長であるMark Vorwaller(マーク・フォルウォーラー)さんにインタービューさせていただきました。彼は、ZW3Dの過去、現在、未来を色々教えていただきました。

 

Mark and Victoria

 

ZW3Dの過去、現在、未来

ZW3D30年以上にわたって開発されてきました。これもマークさんがCAD / CAM製品に貢献された時間ですね。マークさんにとって、どのような意味があるのですか?また、ZW3Dの新鮮さを保持する方法について、どう思いますか。

Mark:この30年は面白いですね。テクノロジー側はいつも楽しくて、ビジネス側はいい時があれば悪い時もあります。しかし、それはエキサイティングで正しい三十年間だったと思います。我々は常に新しい開発を通じて、製品の新鮮さに努めています。開発では、常にバランスを取り、製品の安定性を保ち、バグを修正し、コア機能をより強力にします。しかし、それと同時に、他の組織のように、新人は新鮮さと活力を保持するのに役立ち、新開発も製品の新鮮さと活力を保持するのに役立つ。だから、今年のカンファレンスで明らかにしたように、我々はCAE分野に入っています。そして、CAE分野で十分に広範な応用プログラムをリリースできると思います。またそれが長い間に我々の製品を活性化し続けるでしょう。

 

 

近いうちに、何かZW3Dについての開発計画がありますか。一、二年後、何か期待できることありませんか。

 

Mark:一、二年後、我々のフォーカスの一つは金型設計です。金型設計はもう長い間に行われましたが、ワークフローの改善と新機能の追加で、より高度な方法で対処する予定です。もう一つのフォーカスは、CAM開発の進捗を加速すること、特に3D対応により二軸ミーリングの能力を向上させることです。また、ミルターンと機械加工のシミュレーションにも集中します。CAD側には、主に3つの課題があります。大きなアセンブリの作成をより簡単にすること、選択履歴の再生成、および大きなアセンブリの図面レイアウトの速度の向上です。これらはとても重要な課題です。

 

マークさんから見れば、ZW3DIOTの現在および将来のニーズにどのように対応しているか。

 

Mark:将来、我々のIoTに取り組む方法は、CAEテクノロジーをCADソフトウェアに統合することです。CAEによって、デジタルCADモデルを使用して物理的な製品の動作をシミュレートできます。 IoTは、CADシステムにデータを送り戻すことのできるスマートセンサーを提供します。物理ベースのシミュレーション機能がない限り、製品設計の改善と動作の最適化の観点から、データを活用することはできません。なので、CAEの統合は、IoTに対処するための次のステップです。

 

以上、マークさんからのシェアでした。ありがとうございます。