StoGdaは船舶設計のあらゆる段階でZWCADを導入

ポーランドの船舶設計・エンジニアリング会社である StoGda は、バランスのとれた CAD プログラムであるため 、AutoCAD から ZWCAD へ移行しました。

 1997 年に設立された StoGdaは、ポーランドの船舶設計およびエンジニアリング会社です。実施したプロジェクトには、船舶、その他の浮体構造物、海洋構造物、船舶搭載システム、陸上システム、鉄鋼構造物、その他の産業構造物が含まれます。 60人以上の経験豊富なデザイナーからなるStoGdaは、過去 25 年間にわたってこの業界に積極的に活動してきました。

 「概念設計から現場設計まで、StoGdaは造船業界のあらゆる分野で、あらゆる可能な段階のプロジェクトを実施しています」と StoGda のエンジニアPaweł Stadler氏は述べています。

図1. StoGdaによるモーターヨット・プロジェクト

ZWCADは必要な機能を備え、設計ニーズを満たす

 一時的な雇用の増加により、StoGdaは2016年、ライセンスベースのAutoCADの補充および代替品として、ZWCADを購入しました。当時、ZWCAD の使用は制限されていました。その完全な実装は、2021年にZWCADの旧バージョンをZWCAD 2021にアップグレードした後のことです。アップグレード後、彼らはZWCADの安定性とLISPとの互換性が優れていることに気づきました。その結果、ZWCADはさらに多くの部門や設計分野で導入されるようになりました。

 StoGda は、現在、船体構造、甲板機器、一般的な船舶システム、機関室システムの設計とエンジニアリングにZWCAD を広く使用しています。 ZWCAD を使って、 2D 図面の編集、3D モデルの作成、2D および 3D ドキュメントの表示、他のグラフィック ファイルの DXF への変換を行っています。

図2. ZWCADで作成した図面

ZWCAD は AutoCAD と完全に互換性があり、一時間でマスターは可能　　

 「ZWCADは、以前使用していたAutoCADと同じインターフェイスなので、すぐに使い慣れることができます。 さらに、ZWCADの最大の利点は、古いハードウェア環境でも効果的に実行できることです」と Paweł Stadler 氏は評価しました。

 「他のCADプログラムと比べて、ZWCADはより優れた、明瞭なインターフェースを備えています。 また、あんまり使用しない機能でオーバーロードされることもありません。 さらに、他のCADプログラムでは不可能な、AutoCADからの移行がほぼ100％可能です」と彼は付け加えました。

図3. ZWCADで作成した図面

さまざまな顧客ニーズに対応する柔軟な永久ライセンス

 サブスクリプション モードに基づくほとんどの CAD プログラムとは異なり、ZWCAD は企業のコスト削減を支援するために永久ライセンスを提供しています。その永久ライセンスは、スタンドアロン版とネットワーク版があります。お客様は、特定のニーズに応じてどちらかを選択できます。さらに、低コストで年間保守を追加することで、お客様は常に最新バージョンにアクセスして最新機能を利用することが可能です。

 「ZWCAD の柔軟なライセンスにより、必要に応じていつでも購入したり、保有していたライセンスをアップグレードしたりすることができます。そのため、適切でリスクのない意思決定を迅速に行うことができます。」と Paweł Stadler 氏は言います。

 最後、彼は「総じて言えば、エンジニアリング・アプリケーションとしてのZWCADは、非常にバランスの取れたツールです。StoGdaのような設計事務所の業務に役立っています。 よく構成されて、ユーザーから見てコストが高く、ほとんど使用されないような不要な機能はありません」とコメントしました。